小麦アレルギーについて Vol.3
前回の続きになります。 食品における小麦タンパク質の含有量の差について(うどんと沖縄そばの違い) 卵や牛乳と異なり、小麦は麺類を嫌がるお子さんが少ないことから基本的には食べやすいです。しかし、食品によって小麦タンパク質の...
前回の続きになります。 食品における小麦タンパク質の含有量の差について(うどんと沖縄そばの違い) 卵や牛乳と異なり、小麦は麺類を嫌がるお子さんが少ないことから基本的には食べやすいです。しかし、食品によって小麦タンパク質の...
前回の続きになります。 血液検査の解釈について 卵、牛乳同様にプロバビリティーカーブ1)が小麦も存在します。採血の数値を当てはめることでおおよその症状誘発の可能性を推測します。下記図をご覧ください。 小麦のプロバビリティ...
今まで卵、牛乳のアレルギーの説明をしてきました。今回のテーマは小麦アレルギーです。同様に1つずつ説明していきます。 はじめに 小麦アレルギーは卵、牛乳についで3番目に発生頻度が多い食物アレルギーであることがわかっています...
本日の乳児健診で「卵を子どもに食べさせるのが怖いです。どれくらいの頻度でアレルギーになるのですか?」と質問をうけました。「アレルギー疾患の正確な疫学のデータは日本ではないんです」とお答えしました。ですが、先ほど自宅で調べ...
前回の続きになります。 代替食品について 味が嫌いでミルクを飲むことが難しい場合は、ミルクの成分が入っている違うもので代用することが可能です。 ミルク3ml ミルク25ml ミルク50ml バター10g パン 48g前後...
前回の続きになります。 血液検査の解釈について 卵アレルギーと同じでミルクもプロバビリティーカーブが発表されています1)。お子さんの採血結果を表にあてはめて、どれくらいの確率でアレルギー症状が出るのかを推定します。 表の...
食物アレルギーの原因食物の1位であった卵アレルギーに続き、2番目に多いミルクアレルギーについて説明します。 ミルクのアレルギー成分について ミルクのタンパクの種類は40種類以上あると言われ、含まれているタンパク質は約3....
前回の消化管アレルギーの説明の続きになります。 予後について 予後は良好で2-3歳でアレルギーが改善するといわれています。1歳までに52%、2歳までに88%、3歳までに94%が原因食物を食べても症状が出ない状態まで改善し...
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