小児の肥満について vol.3
前回の続きになります。 運動療法について 可能な限り運動をすることで消費エネルギーを増やすことを試みます。ですが、大半が運動嫌い、動きたくないというお子さんが多いのが実際です。 そのため、まず日常生活での活動量を増加させ...
前回の続きになります。 運動療法について 可能な限り運動をすることで消費エネルギーを増やすことを試みます。ですが、大半が運動嫌い、動きたくないというお子さんが多いのが実際です。 そのため、まず日常生活での活動量を増加させ...
前回の続きになります。 小児肥満症の診断基準について 小児肥満症の診断基準は難しいです。 実際には、健診で担当の先生から肥満症と診断されるかどうかで判断となります。診断された場合は、下記に記載した基準に当てはまっていると...
今月の練馬区の小児生活習慣病検診を担当することになりました。(本日の担当が私です笑)検診日だけではとても説明しきれないので、ブログを利用して補足していきたいと思います。 基本的には小児肥満症診療ガイドライン2017という...
前回の続きになります。 代替食品について 味が嫌いでミルクを飲むことが難しい場合は、ミルクの成分が入っている違うもので代用することが可能です。 ミルク3ml ミルク25ml ミルク50ml バター10g パン 48g前後...
前回の続きになります。 血液検査の解釈について 卵アレルギーと同じでミルクもプロバビリティーカーブが発表されています1)。お子さんの採血結果を表にあてはめて、どれくらいの確率でアレルギー症状が出るのかを推定します。 表の...
食物アレルギーの原因食物の1位であった卵アレルギーに続き、2番目に多いミルクアレルギーについて説明します。 ミルクのアレルギー成分について ミルクのタンパクの種類は40種類以上あると言われ、含まれているタンパク質は約3....
前回の消化管アレルギーの説明の続きになります。 予後について 予後は良好で2-3歳でアレルギーが改善するといわれています。1歳までに52%、2歳までに88%、3歳までに94%が原因食物を食べても症状が出ない状態まで改善し...
当院でミルクや卵黄摂取後の嘔吐の症状についての相談が多く、消化管アレルギーの可能性があることを説明していますが、なかなか口頭での説明に限界があります。そして消化管アレルギーは原因が未解明であるが多いのが実際です。 この記...
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