EAPS 2026(ヨーロッパ小児科学会)に参加してきました。

ヨーロッパ小児科学会に参加してきましたのでその様子をブログで共有したいと思います。

小さなクリニックの開業医ですが、世界に向けて発信出来ていることをとてもうれしく思います。これも研究に協力していただいた皆様のおかげです。

そして学会参加中、当院の診療を継続してくださったスタッフにも感謝しかありません。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

発表内容は別の記事で紹介していますので、もしよければ確認ください。

今までアメリカ小児科学会での発表経験はありましたが、ヨーロッパ小児科学会は初めてでしたのでとても楽しみでした。学会会場の雰囲気を中心に紹介したいと思います。

EAPS(ヨーロッパ小児科学会)とはどんな学会か

  • 2006年から続く学会で、2026年で第12回。現在は毎年開催されており、今年はギリシャ、アテネでの開催です。
  • ヨーロッパの複数の小児系学会(新生児のESPR、免疫のESID、児童精神のESCAPなど)が合同で開催する、いわばヨーロッパの総合小児科学会といえます。

アテネの地図になります。黄色のまるで囲ったシンタグマというアテネの中心地のホテルに滞在しました。

会場はメガロン・アテネ国際会議センター

会場はメガロン・アテネ国際会議センターとなり、地下鉄で2駅移動して最寄り駅です。

地下鉄降りてすぐに会場の建物が見えてきました。
以前のアメリカ小児科学会の際は町全体が国際学会の垂れ幕や広告であふれていました。
しかしEAPSは全くその様子がありません。お祭りの雰囲気がないなーと思いながら会場に向かいます。

正面入り口です。
会場に入りましょう。

会場の様子

チェックインをします。

うきうきしながらネームタグをゲットし会場を見学していきます。

会場の雰囲気です。最初の印象は思ったより小さい!!です。

アメリカ小児科学会と比較してはいけないのですが、ヨーロッパ小児学会なのにとても小さい。日本小児科学会と同じくらいの規模でした。

企業ブース

企業のブースも少な目でした。やはり小児科は利益が少ないので風当たりが厳しいのでしょうか。。。悲しいです。

モーニングセッションの会場にはヨーグルトがおいてありました。
ギリシャヨーグルトを食べながら講演を聞きます。
濃厚でとても美味しかったですが、思ったより質素な感じです。
ヨーロッパの学会なので、ワインがでたりとかおしゃれなお菓子とかあるのかなと勝手に想像していましたが全くそうではありませんでした笑

さて次はメインの私のポスター発表です。

ポスター発表

セッションの時間になったらポスターの前に集合です。お約束で写真撮影します。

マイクを使って内容を説明していきます。

無事に発表を終え、次はメイン会場に向かい講義を聞きにいきます。最新の研究やエビデンスを勉強しにいきます。

メイン会場

ここで発表するのは大変ですね。いつかは目指していきたい目標の1つです。

その他の方のポスター発表の様子です。フレンドリーな感じで談笑しながら進みます。気軽に質問出来るので楽しいです。

入口付近にあったボードです。子どもの健康分野で最も深刻な問題は何ですか?という問いです。ソーシャルメディアという回答が多かったですね。
確かにソーシャルメディアと子供の関わりは、わが子も含めどのようにしていくかは現在進行形の悩みです。うまく付き合っていくにはなにがベストなのか考え続けないといけません。

あと地味に戦争が多かったです。やはりロシアウクライナ問題や中東情勢の影響なのでしょう。
そう考えると、今の日本は平和で幸せなのだなと改めて実感することができます。考えさせられるパネルでした。

EAPSはアメリカ小児科学会と違い、距離が近くコミュニケーションがとりやすい学会でした。私としてはヨーロッパ小児科学会のほうが好きかもしれません。
(あとヨーロッパの方と私の体格が近いので視線が同じなのも精神的にいいのかもしれません。)

来年はドイツ、ベルリンのようです。来年も継続して国際学会で発表できるよう研究を続けていきたいと思います。

さて、私の学会のもうひとつの楽しみである会場周辺の散歩です。アテネの街並みを見てみましょう。

アテネの街並み

ホテルの屋上からの景色です。世界遺産のパルテノン神殿(この周辺をアクロポリスといいます)がみえます。

東京と違い空が広い。そして、街の中心に神殿がある非日常空間。ギリシャはすごい国でした。
アクロポリスまで散歩で行ける距離なので歩いて向かいます。

アクロポリス内の公園では普通に亀が歩いていました。大丈夫なのでしょうか。階段を進んでいきますと、

見えてきました。パルテノン神殿です。壮大でした。街の真ん中にこんな神殿があるのですがら本当にすごいです。アクロポリス内には他の遺跡もあり、

とてもきれいでした。

ただ、私が滞在している間、このアクロポリスの周辺ではずっとパトカーと救急車、消防車のサイレン音が続いており、何が起きたのかなとサイレン音が鳴る方に歩いていきます。

地図で見るとこの赤い矢印で散歩をするわけなのですが、まさかの赤い星の地点で大爆発が起きていました。黄色のマルが私が滞在していたホテルで、赤の矢印の先がアクロポリスです。その道中の建物が爆発していました。

https://www.afpbb.com/articles/-/3654651

1ブロックごと建物が吹き飛んでおり、周辺はずっと柵が張り巡らされ中が見えないようになっていました。

ガス漏れによる爆発だったようでネットニュースにもなり、死者もでてしまったようです。(当初はテロかと思いました)
プラカというアクロポリス周辺の観光地の中心でしたので運が悪ければ、、、本当に危なかったです。人生何が起きるかわかりませんね。

アクロポリスのライトアップの画像です。とてもきれいで感動的でした。
生きていることに感謝しつつ、日本に帰国しました。

まとめ

ヨーロッパの小児科医が集い、切磋琢磨して臨床、研究をしているところを見ることが出来ました。
国籍は違えど、小児科医が頑張っているところを生で見られることは私の日々の診療のモチベーションになります。私も何か少しでも社会貢献できるよう頑張っていきたいです。

今回の発表で討論した内容を再度吟味し、論文化に向けて頑張っていきたいと思います。

以上になります。引き続きよろしくお願い致します。

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ABOUT US
能登 孝昇
2023年8月まで氷川台のと小児科クリニック院長を務めました。 2024年4月から赤塚にてサンスカイのと小児科クリニックを開業しました。 今後もこどもに関しての情報と、私の今後について発信していけたらと思います。