クリニック開業までの進行報告 vol.2

クリニックの新着報告の第二弾になります。

2月が終わりました。あまりにもあっという間でびっくりしています。
開業まであと1ヶ月を切りました。
1日1日を大切にしっかり準備していきます。

今回クリニック開業における内覧会はありません。

そのため、クリニックの内装はブログ記事で確認いただければと思っています。

クリニックの基本内装部分は完成しました!

基本内装部分、つまり机やパソコン、診察台、ワクチン保存用の冷蔵庫等を置けば診療が出来る状態になりました。

そしてビニールの養生が外れました!
外から中の様子が見られるようになっています。

個室待合室が外から丸見えです。
ロールカーテンをつけますから安心してくださいね。

さて、今回のクリニックのポイントは2つです。

  • 感染症対策にこだわった設計(親御さん視線で嬉しい)
  • お子さんが喜ぶ空間(お子さん視線で嬉しい)になります。

でした。
2つのポイントのうち今回は感染症対策にこだわった設計について確認していきましょう。

右側(ジャングル側)の熱なし、予防接種、乳児健診用の入り口

右側のメイン入口から入っていきましょう。

左手前に受付台が少し見えます。
写真撮るの忘れたのですが、受付はかなり横に広い使用になっています。

奥にソファが置かれましたら待合室は完成です。
この奥のソファは丸太をイメージして作成される予定です。
まだソファーが置かれていませんのでかなり広く見えます。
奥に向かって歩いていきましょう。

真ん中のコンクリートが出っ張っている箇所に本棚付きの木が造作される予定です。

壁紙に注目していただくと、色は茶色、そして天井は緑色となり、アースカラーを意識しています。
茶色の壁紙にジャングルの木や葉っぱの絵を直接デザイナーの方に描いていただく予定です。

診察室と右奥のトイレの扉が白く浮いてしまっていますので、ジャングル側に関しては壁紙の色と同じ色の素材を扉に貼り一体感を出して絵を描いていただく予定です。

この物件は天井が高いのでとても解放感があります。
そのため木の造作で天井にどこまで枝や葉がつくのかを楽しみにしていただければと思います。とにかくジャングル側の完成がとても楽しみです!

さて左側の入り口に移動しましょう。

発熱側(スカイ)の入り口

写真の右側を注目ください。

奥に扉が見えます。これが左右の空間を分ける扉になります。
発熱外来側から入っても、ガラス戸がありますので受付とやり取りをすることが出来ます。
そして完全に左右の空間が分かれていることがわかると思います。

かなりマニアックですが、ジャングル側とスカイ側で床のフローリングの木材の色が違います。よりジャングル側は木感が強い素材を使用しています。

写真真ん中に水色の壁紙が大きくありますので、雲などの絵や気球をデザイナーの方に描いてもらう予定です。

個室待合室の通路です。

こちらは扉の白が雲とマッチするのでそのままでいこうと思っています。

個室待合室も専用のソファを設置していきます。
発熱用診察室は右側に2つです。
全部で個室7つはなかなか珍しい作りだと思います。

奥まで行って振り返った写真です。

氷川台のと小児科クリニックで勤務している際、外にでて発熱者を、中の診察室で非発熱者を行ったり来たりしながら診察していました。
自分であればこのような設計にしたら親御さんが安心して受診出来るだろうなと思っていた構造が実際に形になりました。

クリニック開業に向けて内装構造が無事に完成したことは本当によかったです。

ジャングルとスカイの左右の空間を内側から行ったり来たりしながら診察出来ればよいなと思っています。

お子さんが喜ぶ空間を作るために

小児科クリニックの新規開業であれば一般的にはここまでで、院内物品を購入して終わりです。ただ当クリニックは更にもう1段階上に突き進みます。
本日から内装デザインの制作、設置をおこなっていきます。

少しだけデザインについての写真を載せますね。
本棚の木のデザイン案です。

手前にミーヤキャットがいます。気になります!

右側の丸太のソファーの上には、

こんな感じのクマが座っているかもしれません!

内装が楽しい雰囲気であることで、例えば予防接種に行くことへの恐怖心を少しでも減らすことが出来るかもしれません。

検査で痛い思いをしたとしても、待合室に戻ったら楽しい空間があることで気持ちが早く切り替わるかもしれません。
デザインの力で少しでもお子さんの気持ちを支えたい!と私は本気で思っています。

ディズニーランドに行きたくないというお子さんはほぼいないと思います。
ならディズニーランドみたいなクリニックを作ればいいではないか!という発想です。

クリニックに行かないといけない状況の時、「しょうがないなぁ、サンスカイなら行ってもいいよ」とお子さんから言ってもらえたら最高です。
私の内装の目標はお子さんのこの発言をもらえることです。ここまでデザインにこだわる小児科も多分ないと思います。最後までやり切りたいです。

開業準備は思っていたよりもかなり大変ですが、自分の選んだデザインのクリニックが実際に作り上がっていくのを見るのは想像以上に楽しく、とても充実した日々を過ごせています。

なかなか記事更新出来なくて申し訳ありません。
前回から途中経過なくほとんど完成してしまいましたが、デザイン部分も含めて概ね(70%くらい?)完成したものは開業直前に内覧会代わりの記事を作成しますのでお待ちいただければと思います。

ちなみにですが、デザイン部分の100%の完成は開業後です笑。

間に合いませんでした。ホームページの写真どうしましょうかね。。。

以上になります。

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ABOUT US
能登 孝昇
2023年8月まで氷川台のと小児科クリニック院長を務めました。 2024年4月から赤塚にてサンスカイのと小児科クリニックを開業しました。 今後もこどもに関しての情報と、私の今後について発信していけたらと思います。