川崎病とCOVID-19に関する報道について(5月12日現在)

ニューヨークにおいて、COVID-19陽性で川崎病の児が死亡したという大変残念な報道がありました。
この報道により、強く心配されている親御さんが多いと思います。

日本川崎病学会が5月11日に声明を出しています。皆様に周知させていただきます。

川崎病と COVID-19 に関する報道について

欧米各国から、川崎病に類似した症状を示す小児患者が増加しており不全型川崎病と診断され集中治療室で管理された重症患者の一部に COVID-19 患者が含まれているとの報道がなされています。

(補足します。川崎病は川崎病6症状というものがあります。1:発熱 2:両側眼球結膜の充血(つまり目が赤い) 3:口唇、口腔所見(唇が赤くなる、いちごのようなぶつぶつが舌にでる) 4:発疹(体に発疹がでます。BCG 接種が赤くなることもを含みます) 5:四肢末端の変化(手足がむくみます) 6:首のリンパが腫れます この6症状のうち5症状がそろうと川崎病と診断されます。しかしこの5症状がそろわなくても医師の判断で川崎病と診断し治療する場合に不全型川崎病という病名になります。)

これを受けて日本川崎病学会では運営委員に対し、令和2年2月~4月の川崎病の発生状況、重症度についてヒアリングをしました。
その結果、川崎病患者数、重症患者数共に平年並みか減少したと回答する委員が多く、増加しているとの回答はありませんでした。
一方、報告された小児の COVID-19 患者はいずれも軽症で、欧米で報告されているような川崎病類似の重症例、川崎病と COVID-19 との合併例共に確認されませんでした。
さらに、本学会小委員会であるアジア川崎病研究グループではアジア各国における状況についても現在調査を進めています。
これまでのところ欧米の様な症例の発生は把握されておらず、特に韓国では発熱患者の全例で SARS-CoV-2 PCR が実施され、川崎病患者も例外なく検査されていますが陽性例は一例も認めていないとの報告がありました。

このように本邦および近隣諸国では現時点で川崎病と COVID-19 との関係を積極的に示唆できるような情報は得られていません。
日本川崎病学会は今後も両疾患の動向について注視して参りますが、現段階では一般の方に過度の不安を与えることのないようそして、川崎病の診断基準を満たした場合には適切な治療を遅滞なく開始下さいますようお願い致します。

以下に日本川崎病学会の声明に対する参考資料を添付します。ご確認ください。

http://www.jskd.jp/pdf/20200508COVID-19andKD.pdf

以上になります。

この日本川崎病学会の声明は現段階のものであり今後内容が変化する可能性があります。
内容が変更になりましたら、すみやかに周知させていただきます。

写真は久しぶりの富士山です。
静岡で勤務をしている際に1度泊ってみたいホテルが日本平ホテルでした。
願い叶わずランチのみでしたが、とても美味しかったです!

そして素晴らしい景色です。
引き続きEnjoy Homeでお体にお気をつけください。

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