クリニック開業までの進行報告 vol.1 いたばしTIMESさんに開業を紹介していただきました

せっかくですからクリニック開業までの道のりを少しずつブログで報告していきたいと思っています。

まず、ありがたいことに、先日いたばしTIMESさんのサイトに当クリニックの開業を記事にしていただきましたのでそこから紹介させてください。
記事内容を確認すると、たすくさんという方といたばしTIMESさんの読者の方が情報提供してくださったようです。

いたばしTIMESの記事

まずはいたばしTIMESの記事を確認していただきたいです。
詳細はこちら↓

たかだか私のような個人医師の開業なのに記事まで作成いただき、本当にありがとうございます。
とても嬉しく思います。
こんなこと今までありませんでしたので正直にびっくりしました。

板橋区、その周辺にお住まいの方に受け入れていただけるよう開業準備、頑張りたいと思います。

今回いたばしTIMESさんを初めて知りました。
地域密着型の記事でとてもおもしろかったのでぜひ確認してみてください。
板橋に在住なのであれば、イベントなどがまとまっていますので、休日などのお出かけ前にいたばしTIMESさんの記事を確認するときっと新しい発見があると思います。
そして大変だとは思いますが、ねりまTIMESも作ってほしいと思いました。

さて、次は本題のクリニックの内装の進展を報告していきたいと思います。

どのような構造なのか

そもそもどういった構造なのか、設計図を使ってみていきましょう。

入口が2つあります。

以前にもお話ししましたが、このクリニックの最大の特徴は入口が2つあることで、最初から感染症対策がなされている構造であることです。

ではまず入って右側の空間から説明していきましょう。

右側の空間が予防接種、乳児健診、発熱なしの診察を想定しています。
右側の空間に患者用トイレ、処置室があり診察室は1つです。
待合室は右側の壁沿いにソファーを置く予定です。

こちらをジャングルのイメージで内装デザインを考えています。こちらのデザインはかなり気合をいれています。

左側の説明にうつしていきましょう。
左側の空間の特徴は個室待合を小さいですが5つ作ります。そして診察室は2つです。
診察室をいれると分けられた空間は7つです。
限られたスペースですが、このような構造のクリニックは珍しいと思います。

左側の空間は発熱ありの診察、待合室で対面したくない方のケースを想定しており、極力待ち時間で患者同士の接触がないような配慮をしました。

この7つの空間全てに吸気口がついています。
そのため、外からの空気がそれぞれの空間に一方向に流れ、部屋を通り、外にぬけていく構造です。
診察を待つ時間、検査をして結果が出るまでの待ち時間を個室で過ごすことになりますので空調もかなり工夫しました。
こちらのデザインはスカイのイメージです。

どちらの入り口から入っても受付出来る構造になっています。
必要に応じて左右を行き来出来る扉が真ん中にありますので、中から左右の空間を移動することも出来ます。
そのため万が一間違って入ってしまっても、受付スタッフが待合室の案内を行いますので、安心してお待ちいただけると思っています。

やはり都内。私のやりたい事を設計にいれつつ、最低限必要な通路の幅をとると、これが精一杯でした。

正直もっともっといれたいことはありましたし、広い空間で最高なクリニックを作りたかったです。
ですが、現在の私の出来る最大限ですから、しっかり胸をはっていきたいと思っています。

お伝えするのを忘れていましたが

もちろん土足で入室可能です!

お子さんをベビーカーでつれてきたのに土足禁止だと、ベビーカーを外に置き、お子さんを抱っこして、靴を履き替える。

ただでさえお子さんをクリニックに連れてくるのは大変なのに、この流れはとても大変です。
お子さんが靴を間違えるリスクもあります。
小児科に関しては、土足で入室可能とすることは私にとっては最重要な項目の1つでした。

この構造と前提を踏まえた上で現在の様子を確認していきましょう。

外観の様子

まずは引きで入り口を見てみましょう。クリニックのお隣は目印のバーミヤンです。

川越街道沿いを通行される際は確認してみてくださいね。

右側の入り口の写真と、

左側の入り口の写真になります。

スタッフの募集をしていましたので張り紙があります。(現在は募集を終了しました)
外からは養生がされているため、中の様子がわかりません。
そのため現在の状況がどのようになっているかを説明していきたいと思います。

内覧ツアー

さっそく、左側の発熱側の入り口から入って説明していきましょう。

職人さんが内装を作ってくださっています。本当にありがとうございます。
左側に診察室2がみえます。

この通路の先に左右の空間を分ける扉が作成されます。
右側入口のほうへ進んでいきましょう。

左右の空間をわける扉を少し超えたくらいの場所です。ちょうどこの左側に受付台が作られる予定です。

少し振り返ってみます。
奥に個室待合室1が見えますね。右にみえる扉は受付から行き来できるようにするための扉です。
さてそのまま待合室まで歩いてみましょう。

右側の待合室の角まできました。ここの待合室は少し広めに設定しています。

真ん中に診察室1がみえます。右奥に進んでいきましょう。

ここの通路沿いにソファーをおく予定でいます。

少し奥に進んでいきましょう。

通路の途中で振り返ってみます。
この右側の少しへこんだ部分に本棚を作りたいと思っています。新型コロナウイルスの流行で本が置けなくなってしまったことがとても残念でした。
ですが、やはり絵本を大量に置きたい願望が私にはあります。
お子さんにとって本を読みたくなる、楽しめるようなデザインの本棚にしたいと思っています。

奥に進んでいきましょう。

こちらのスペースは右奥の患者用トイレです。トイレも楽しいデザインの空間にしたいですね。
右奥の場所から左を向くと処置室になります。

この扉の先が処置室です。
入っていきましょう。

このスーペースで乳児健診の測定をする予定です。奥がスタッフルームです。

本日はここまでにしましょう。

前回は解体工事だけでしたが、少しずつクリニックの形となる骨組みが出来上がってきています。順調に工事は進んでいるようです。

なかなか完成前の内装を紹介するというのは見たことがないと思います。
このブログをみてくださっている方と一緒にクリニックの完成を楽しんでいただければ幸いです。

2月の終わりにはクリニック機能としての構造は完成し、開業が出来る状態に持っていきます。そして3月からデザインを本格的に仕上げていく流れになります。
多分デザインに関しては開業後の完成となると思いますので、診療をしながら納得のいくデザインに仕上げたいと思っています。

以上になります。

皆様のご自宅に鬼はやってきたでしょうか。昨年、私は気合い入れすぎて子供達をかなり怖がらせてしまったので、今年は節分祭りだけで終了としました。

3件のコメント

わぁ!具体的でわかりやすく、益々開業が楽しみになりました!

これは…発熱でも伺うのが楽しみ、というと語弊がありますが、発熱時の受診は申し訳無さで押しつぶされそうになるのですが、憂鬱な気持ちにならずに済みそうですもちろん子の体調が最優先ですし、常備薬などの受診でいられたら一番なのですが(^o^;)
先生のこだわりの詰まったクリニック、楽しみにしています!

息子は「4月まで絶対お熱ださないんだ!元気に頑張る!」と、言っていました。ツッコミどころ満載な発言ですが、子どもにとって病院にかかることが怖くない、苦にならない環境はとても有難いです。

そして、板橋TIMESさんの記事はよく拝読しています!イベント情報に助けられています。
練馬は…【号外NET 練馬区】という、板橋TIMESさんのようなサイトがあります。こちらも区内(及び近隣エリア)のイベントや開業閉業情報が掲載されていて、お世話になっています〜♪
https://nerima.goguynet.jp/

あんこ様

コメントありがとうございます。
練馬のサイトもあるのですね。知らなかったです。
勉強になります。情報共有ありがとうございました。
確認してみますね。

世の中にはいろいろなサイトやサービスがあるのですね。
Pubmedという論文検索のサイトはよく見ますが、それ以外は私は何も知らないただの世間知らず者です笑

能登

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ABOUT US
能登 孝昇
2023年8月まで氷川台のと小児科クリニック院長を務めました。 2024年4月から赤塚にてサンスカイのと小児科クリニックを開業しました。 今後もこどもに関しての情報と、私の今後について発信していけたらと思います。