院長の業績について

明けましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いします。

2019年12月からこのブログを開設して2年が経過しました。
普段はクリニックで診療をしていますが、診療以外も研究活動をしています。
氷川台のと小児科クリニック開院後も学会発表や論文作成を通して新しい研究を国内や世界に発信しています。研究の発表は、目の前のお子さんの健康を維持するだけでなく世界の子ども達の健康を守ることに繋がります。
少しずつにはなりますが、世の中に貢献出来ればと思っています。
学会発表後や論文が医学雑誌に投稿されましたら随時更新していきます。
(2024年4月6日に2023年を追加しました。)

2023年

<論文>
Denominator of Cranial Vault Asymmetry Index: Choosing Between Longer and Shorter Diagonal Lengths. J Craniofac Surg. 2023 Jun 1;34(4):e369-e372. doi: 10.1097/SCS.0000000000009263. Epub 2023 Mar 16.

3次元スキャナーを使用した日本人健常乳児早期の頭蓋形状の基準値
日本周産期・新生児医学会雑誌(1348-964X)59巻2号 Page166-173(2023.09)

<学会発表>
2023 年もアメリカ小児科学会の発表を現地で行ってきました。
詳細はブログで確認ください。

Pediatric Academic Societies (PAS) 2022, April 27-May 1 2023. Washington D.C.


第59回日本周産期・新生児医学会学術集会 7月9-11日 名古屋
早産児の生後6ヵ月における頭蓋形状と発達の検討
日本周産期・新生児医学会雑誌(1348-964X)59巻Suppl.1 Page P427(2023.06)

第126回日本小児科学会学術集会 東京 4月14-16日
ノギスを使用した簡易頭蓋計測は,変形性斜頭症のスクリーニングになり得る
日本小児科学会雑誌(0001-6543)127巻2号 Page369(2023.02)

2022年

<論文>
2022年に投稿された3つの論文は下記ブログで解説しています。

Cranial shapes of Japanese preterm infants at one month of age using a three-dimensional scanner. Brain Dev. 2022 Nov;44(10):690-698.

Reference Values for Cranial Morphology Based on Three-dimensional Scan Analysis in 1-month-old Healthy Infants in Japan. Neurol Med Chir (Tokyo). 2022 May 15;62(5):246-253.

Three-Dimensional versus Two-Dimensional Evaluations of Cranial Asymmetry in Deformational Plagiocephaly Using a Three-Dimensional Scanner. Children (Basel). 2022 May 27;9(6):788.
<学会発表>
2022年はアメリカ小児科学会の発表を現地で行えたことが収穫でした。
詳細はブログで確認ください。

Pediatric Academic Societies (PAS) 2022, April 21-25 2022. Denver.

第125回日本小児科学会学術集会 福島 4月15-17日
乳児期早期の正期産児と早産児の頭蓋形状の比較
日本小児科学会雑誌(0001-6543)126巻2号 Page413(2022.02)
3次元走査分析器を使用した健常児の生後1ヵ月から6ヵ月までの頭蓋形状の変容
日本小児科学会雑誌(0001-6543)126巻2号 Page413(2022.02)

第66回日本新生児成育医学会・学術集会 横浜 11月24-26日
早産児のNICU入院中の頭蓋形状の経時的な変化 3Dスキャナーを用いた検討
日本新生児成育医学会雑誌(2189-7549)34巻3号 Page482(2022.10)

2021年

2021年もコロナは継続しましたが、なんとか論文1本アクセプト出来ました。
クリニック発信の初めての論文でしたのでとても嬉しかったです。
皆様のご協力のおかげです。ありがとうございました。
世の中はコロナで完全に変わってしまい、海外学会も国内学会もWEB開催がメインになりました。
そのため、アメリカ小児科学会もWEBで発表となり現地に行くことは出来ませんでした。

<論文>

<学会発表>
Pediatric Academic Societies (PAS) 2021 VIRTUAL, April 30-May 4 May 10-june 4 2021.
A new community-associated methicillin-resistant Staphylococcus aureus with a high production of enterotoxin C

第 57 回 日本周産期・新生児医学会学術集会 宮崎 7月11-13日
重症斜頭症の三次元評価と二次元評価の比較
日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)57巻Suppl. Page P331(2021.06)
重症斜頭症の自然経過とヘルメット療法の頭蓋形状推移の比較
日本周産期・新生児医学会雑誌 (1348-964X)57巻Suppl. Page P330(2021.06)

2020年 

2020年はコロナが直撃したため、ほとんどの学会が中止になりました。
この年も1本論文を完成出来きたのはよかったです。

<論文>
Bone marrow signals without osteolytic lesions on magnetic resonance imaging in a 4-year-old patient with cat-scratch disease.
Pediatr Int. 2020 Feb;62(2):242-244.

第8回小児多職種研究会 静岡 2月1-2日
自殺サイトを参考に市販薬を過量内服し、致死的カフェイン中毒をきたした14歳女児例

2019年 

2019年4月から氷川台のと小児科クリニックを開業し、12月からこのブログもスタートしました。

<論文>
Attempted suicide by caffeine tablet overdose in a 14-year-old girl.
Pediatr Int. 2019 Mar;61(3):317-319.

Early diagnosis of idiopathic pulmonary hemosiderosis using gastric lavage.
Pediatr Int. 2019 Dec;61(12):1278-1279.

Low bone marrow signal on T1-weighted magnetic resonance imaging in a 2-year-old patient with acute disseminated encephalomyelitis.
Pediatr Int. 2019 Jun;61(6):626-627.
<学会発表>
小児科学会静岡地方会
腋窩膿瘍から検出されたST 834株市中感染型MRSAの新規報告について
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)123巻2号 Page406(2019.02)

小児科学会静岡地方会
血清PCRによる迅速診断が有効であったエンテロウイルス敗血症の新生児例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)123巻5号 Page926(2019.05)

122回日本小児科学会学術集会 石川 4月19-21日
ST834株市中感染型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による腋窩膿瘍の2例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)123巻5号 Page929(2019.05)

第55回日本小児循環器学会学術集会 札幌 6月27-29日
中枢性塩類喪失症候群を合併した川崎病の1例
日本小児循環器学会雑誌 (0911-1794)35巻Suppl.1 Page s1-409(2019.06)

小児科学会静岡地方会
中枢性塩類喪失症候群を合併した川崎病の1小児例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)123巻9号 Page1447(2019.09)

第64回小児新生児成育医学会学術集会 鹿児島 11月27-29日
乾燥臍帯のnested RT-PCRにより水平感染と同定したエコーウイルス11型敗血症の新生児例
日本新生児成育医学会雑誌 (2189-7549)31巻3号 Page807(2019.10)

2018年  

2018年は2本海外で学会発表が行えました。コロナ前であったこともあり今思えばとても貴重な経験でした。
<論文>
A case of incomplete Kawasaki disease with extremely high serum ferritin and interleukin-18 levels.
BMC Pediatr. 2018 Dec 12;18(1):386.
<学会発表>
14th Asisn Society for Pediatric Research (ASPR) Congress 2-4, October 2018, Philippine
A Case of Incomplete Kawasaki Disease with High Serum Levels of Ferritin and Interleukin-18

Asia Pacific Association of Medical Toxicology 17th International Scientific Conference 2018
14-17 November 2018 Bali, Indonesia
A 14-year-old girl who attempted suicide by overdose of caffeine tablets: The first pe-diatric case
http://www.apamt.org/wp-content/uploads/2019/03/17th_Poster_Presentation_20.pdf

小児科学会静岡地方会
左下腹部痛を主訴に来院した化膿性腸腰筋炎の一例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)122巻2号 Page485(2018.02)

日本小児科学会学術集会
急性期の血清インターロイキン-18が著明高値を呈した川崎病の一例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)122巻2号 Page530(2018.02)

第32回日本小児救急学会学術集会 筑波 6月2-3日
市販カフェイン薬の過量内服による致死的カフェイン中毒の14歳女児例
日本小児救急医学会雑誌 (1346-8162)17巻2号 Page294(2018.04)

小児科学会静岡地方会
サイトカインプロファイルを用いたが川崎病と全身型若年性特発性関節炎の鑑別に苦慮した1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)122巻5号 Page944(2018.05)

第40回日本中毒学会学術集会 大阪 7月20-21日
自殺サイトを参考に市販薬を過量内服し、致死的カフェイン中毒をきたした14歳女児例
中毒研究 (0914-3777)31巻2号 Page228(2018.07)

第54回日本小児放射線学会学術集会 東京 6月15-16日
歩行障害を主訴に受診し MRI で骨髄病変を認めた 2 例
http://www.marianna-u.ac.jp/pediatricsurgery/syourokusyu.pdf Page18 (2018.6)

小児科学会静岡地方会
当科で経験したBranchio-Oto-Renal(BOR)症候群の1家族例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)122巻9号 Page1492(2018.09)

小児科学会静岡地方会
インターネットの自殺サイトから市販薬の過量内服により致死的カフェイン中毒をきたした14歳女児例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)122巻11号 Page1753(2018.11)

2017年 

<論文>
生後2ヵ月でY字開口胆管を伴う先天性十二指腸閉鎖症と診断した21トリソミー
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)121巻11号 Page1867-1871(2017.11)
<学会発表>
120回日本小児科学会学術集会 東京 4月14-16日
血清学的診断が有用であったYersinia pseudotuberculosis感染症の3例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)121巻2号 Page405(2017.02)

日本小児科学会 静岡地方会
生後2ヵ月で診断された先天性十二指腸閉鎖症の1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)121巻6号 Page1132(2017.06)

第50回日本小児呼吸器学会学術集会 東京 11月10-11日
繰り返す肺炎と溶血性貧血から特発性肺ヘモジデローシスと診断した一例
日本小児呼吸器学会雑誌 (2187-5731)28巻Suppl. Page115(2017.09)

日本小児科学会静岡地方会
著明な胆嚢腫大を伴う胆嚢炎を合併した川崎病の1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)121巻10号 Page1759(2017.10)

第54回日本小児アレルギー学会学術集会 宇都宮 11月18-19日
白色便と直接ビリルビン高値を呈した新生児消化管アレルギーの1例
日本小児アレルギー学会誌 (0914-2649)31巻4号 Page569(2017.10)

日本小児科学会静岡地方会
特発性肺ヘモジデローシスと診断した21trisomyの1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)121巻11号 Page1911(2017.11)

2016年 

<論文>
Extended-spectrum β-lactamase産生大腸菌による感染性頭血腫の1例
(原著論文/症例報告) 小児感染免疫 (0917-4931)28巻2号 Page105-109(2016.07)
<学会発表>
日本小児科学会 静岡地方会
血清学的診断が有用であったYersinia pseudotuberculosis感染症の1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)120巻12号 Page1837(2016.12)

2015年 

<学会発表>
日本小児科学会 東京都地方会
ESBL産生大腸菌による尿路感染症、敗血症に合併した感染性頭血腫の1例
日本小児科学会雑誌 (0001-6543)119巻6号 Page1032(2015.06)

第35回日本川崎病学会・学術集会 鹿児島 10月9日-10日
川崎病罹患後に高安動脈炎が疑われた乳児例
http://www.jskd.jp/meeting/jkk35/index.html

2014年 

<学会発表>
第24回日本小児リウマチ学会総会・学術集会 仙台 10月3日-5日
ミコフェノール酸モフェチルにより寛解を維持している再発性lupus腸炎の1例
日本小児リウマチ学会総会・学術集会プログラム・抄録集 24回 Page123(2014.10)

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