小麦アレルギーについて Vol.2
前回の続きになります。 血液検査の解釈について 卵、牛乳同様にプロバビリティーカーブ1)が小麦も存在します。採血の数値を当てはめることでおおよその症状誘発の可能性を推測します。下記図をご覧ください。 小麦のプロバビリティ...
前回の続きになります。 血液検査の解釈について 卵、牛乳同様にプロバビリティーカーブ1)が小麦も存在します。採血の数値を当てはめることでおおよその症状誘発の可能性を推測します。下記図をご覧ください。 小麦のプロバビリティ...
今まで卵、牛乳のアレルギーの説明をしてきました。今回のテーマは小麦アレルギーです。同様に1つずつ説明していきます。 はじめに 小麦アレルギーは卵、牛乳についで3番目に発生頻度が多い食物アレルギーであることがわかっています...
本日の乳児健診で「卵を子どもに食べさせるのが怖いです。どれくらいの頻度でアレルギーになるのですか?」と質問をうけました。「アレルギー疾患の正確な疫学のデータは日本ではないんです」とお答えしました。ですが、先ほど自宅で調べ...
前回の続きになります。 小児のCOVID-19の重症度について 小児COVID-19に関する中国・シンガポールからの18論文のレビューの内容を紹介します。1,065症例(うち0~9歳は444例)を検討した結果、0~9歳で...
明けましておめでとうございます。今年も自分の出来る精一杯の診療でお子さんの健康を守りたいと思っています。 緊急事態宣言が出るかもしれない中、年明け初日の診療でかなりの親御さんから小児のコロナウイルスについて質問がありまし...
前回の続きになります。 運動療法について 可能な限り運動をすることで消費エネルギーを増やすことを試みます。ですが、大半が運動嫌い、動きたくないというお子さんが多いのが実際です。 そのため、まず日常生活での活動量を増加させ...
前回の続きになります。 小児肥満症の診断基準について 小児肥満症の診断基準は難しいです。 実際には、健診で担当の先生から肥満症と診断されるかどうかで判断となります。診断された場合は、下記に記載した基準に当てはまっていると...
今月の練馬区の小児生活習慣病検診を担当することになりました。(本日の担当が私です笑)検診日だけではとても説明しきれないので、ブログを利用して補足していきたいと思います。 基本的には小児肥満症診療ガイドライン2017という...
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