気管支喘息についてのアップデートvol.2:気管支喘息があると新型コロナウイルス感染で悪化するの?
前回の続きになります。少しずつデータが蓄積されていくとわかってくることが増えてきます。最新の論文に移行していきましょう。 気管支喘息治療において、経口ステロイドを使用していると重症化する イギリスの1,700万人を対象に...
前回の続きになります。少しずつデータが蓄積されていくとわかってくることが増えてきます。最新の論文に移行していきましょう。 気管支喘息治療において、経口ステロイドを使用していると重症化する イギリスの1,700万人を対象に...
気管支喘息の知識のアップデートです。気管支喘息と新型コロナウイルス感染症の関係についてです。題名の質問をクリニックで診療をしていた際によく受けました。結論は、 重症喘息の診断をうけている、ステロイドの内服をしている場合は...
2023年8月末で氷川台のと小児科クリニックを辞任し、3か月半が経過しました。様々な可能性を検討しながら生活をしていく中で、有楽町線沿いの物件がたまたま出ました。地下鉄赤塚駅から徒歩2分の物件で、新規開業(予定)します!...
さて前回の続きを進めていきましょう。湿疹の介入をすると食物アレルギーの発症を予防できたのかになります。 アトピー性皮膚炎の児の湿疹を早期に治療すると食物アレルギーの発症が予防された。 これは日本、成育医療センターの論文1...
食物アレルギーに関してのアップデートをしてほしいというコメントがありました。先日日本アレルギー学会があり参加してきましたが、残念ながら以前に記載したブログ内容から大きく変わるようなホットトピックはありませんでした。食物ア...
前回の続きになります。小児科学会の提言の最後の小項目の説明になります。 ⑤ 小児のワクチン接種に関する膨大なデータが蓄積され、より信頼性の高い安全性評価が継続的に行われるようになった 5~11歳の小児を対象とした検討をま...
前回の続きになります。日本小児科学会の小項目の説明を続けていきましょう。今回も少し長いのでなかなか読むのが大変かもしれません。 ④ 小児へのワクチンは有効である 小児に対するワクチン接種には、発症予防や重症化(入院)予防...
新型コロナワクチンの接種を引き続き推奨すると小児科学会が2023年10月3日に発表されました。この発表をうけてブログのコメント欄に 「1年経って、情報のアップデートはありますか?日本小児学会でも、生後6ヶ月から17歳のす...
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